◆ 扉を閉める

扉を閉める。

固く。厚く。冷たく。

締め出すモノはノイズ。
私の心を掻き乱す雑音。

そして箱を一つ。

中に詰めるのは感情。

邪魔な感情。掻き乱された心。
熱く沸騰して溢れ出しそうなそれに、蓋をする。

固く。厚く。冷たく。

私の平穏にとって邪魔なもの。
要らない感情。
徒労でしかない気遣い。遠慮。
ただ私を疲弊させるだけのモノ。

扉を閉ざせ。
蓋を閉めろ。
これ以上は容量オーバー。
溢れ返って全てが流される前に。

さあ、フリーズ。




なーんて、な。

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と、心の中で呪文を10回くらい唱えれば平常心に戻れます。
いささか危険な香りもしますがｗｗｗｗｗ

好きになろうと、解決しようと、前向きな努力をするよりも。
嫌いだ、壊れてしまえと憎むよりも。

とりあえず凍結。とりあえず保留。
距離を取って頭を冷やして、今やらなければいけない事を最低限片付けて。

凍結して閉じ込めたことを正しいとも、褒めてもらおうとも、
その中身を理解してもらおうとも共感してもらおうとも思わないけれども。
とりあえず、今生きるためにその道を選ぶ。

残念ながら凡人なので、
全力で生きて貫けるほど体力ないです。
全てを受け流せるほど大きくないです。
努力すれば解決できるほど賢くないです。
苦しめば苦しんだだけ、成長できるほどバネも強くないです。

なので、私はとりあえず、
「私が生き残る」道を選ぶ。
自分のサイズ以上の責任も被る気はないし、背負い込むつもりも無い。

なので、慰めないでください。共感しないでください。
蓋が開いてしまう。扉が開いてしまう。
凍らせたものが解けてしまえば、もう一度仕舞い直すのは骨なのです。




と、いいつつ共感して欲しいから表現もするわけだよー。
しょーもないよねぇ。

要するに精神的に弱い子なんですゴメンナサイ、とな。
自分みたいに沸点低いわ、キャパ狭いわ、って人間だとしょっちゅうこんな感じですけどね！
あーもー、いっそ「弱い子認定」されてしまいたい。
（残念ながら一見飄々として見える人種の模様）