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HOME[PR]つれづれ結局のところ。

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◆ 結局のところ。

人間、自分の書く作品以外のものは書けないんですよね……とかブツブツ言いたくなった今日この頃。しかし勉強の根性云々に関してはどうしたもんかとか。
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戦争やら何やら、自分では絶対に経験しない事で、かつ人命を扱う内容に取り組む時、どういう姿勢で取り組むべきか。とか唐突に言い出すわけですw

戦時中の、前線経験者に取材した作家さんとかいらっしゃるのを見ると、なんかこう、ねぇ。半端に書いていいもんでもないかなーとかぐだぐだ始めるわけですよ。
かと思えばフィクションと割り切って、普通の街中でバカスカ人が死んでくような作品もあり。「殺す」という一線に非常にこだわるものもある。
どれも面白いし、好きなんですが……さーて、自分のスタンスを何処にとったもんかな、とか。
まあ、立場とか状況とか相手とか主人公とかによって随分違うでしょうけども、どの立場も味わった事ねーよ!
そして、取材すべきと思えども、気が重すぎてなかなか根性出ないよ! ついでに言えば、勉強した内容に引きずられて書きたいものがかけなくなるのも怖い……って、まあ、書きたいもの書くほうが優先で、そういう時は気にしないほうがいいんだろうけど……しかし「それは許されるのか?」という罪悪感と言うか何と言うか……あーすいません。独り言。もう支離滅裂に近くなってきたよ?

大体、人の生き死に自体が日常生活から遠いぜ……。

フィクションを読むぶんには無責任に楽しめても、書くのは怖いなーとかたまに思います。それを知らない自分が、それを表現の道具に使っていいのか、と。
普段わりと、総括というか、俯瞰的、統合的な考え方をして視点をクルクルと変える思考をするのが好きなわけですよ。「○○って△△な感じがするけど、□□って事もふまえて××的に見れば@@ってことじゃね?」と言った風に。まあ、机上の思考実験だよなー。面白いですけど。とても。
でもそれは、当事者の視点からはかけ離れてるし、かけ離れてて当然と言うのも問題があるもんなんじゃなかろーかとかブツブツブツ……。

んがーーーーっ!!

あとほら、セクシーな話もアレですよね。色っぽいのは幸せだし、いやもうそれはロマンとしか言いようの無い世界だけどそれ、本人たちからしてみれば苦界以外のなにものでもねーだろ、みたいな世界あるじゃないですか。色町的なあれ。これもこれで好きだけど扱うのに度胸がいるよね。ガチで取り組むとエグいのは鉄板ですし、無視するのも都合のいい話ですよねーとな。



じゃーそんなん全部扱わずに居れば……でも好きなんだな、「生死」の世界。ごめんなさい。ホントにそんなものが身に迫った事もないのに、無責任にその感動だけを消費するのは卑怯な気もするのですが。
うん、物語を消費するのって、心で感動を喰ってるわけですよね。
感動を喰う為に、現代には実に色々なものがあふれてる。
「泣ける」っていうキャッチフレーズでモノが売れるってのもそういうことだと思うのですが、これってキモチワルイとか思うのはどうでしょうか。泣くために読むんだフーン……って人のこと言えないんだけど、たまに自分でも自己嫌悪に陥る部分ではありますよ。なんという自慰行為。
けど「物語」を消費する分には、まあ他人を喰い物にしてるわけじゃないからいいかーとか思うです。
いつか何処かで書きたい書きたいと思ってますが、実話、ドキュメンタリー、スポーツをそう消費するのってもっとキモチワルイ。と、思ってます。特にスポーツと、実録「救出劇!」みたいなのはとても苦手だったりする。オリンピックに夢中になれる方が目にされたら怒るような内容ですが、事実。すみません。
「皆さんを楽しませる」「感動を届けられるように」それがプロですから、と選手さんたちがおっしゃるのを目にすることもありますが、すげーなー、ほんと、アレ。だって見てる観客はめっさ無責任ですよ。勝手に期待して勝手に盛り上がって、期待を裏切られたら非難。予定調和がほしけりゃ物語を喰ってなさい、と言いたくなるテスト。予定調和がないからイイのかもしれないけど、それで選手に非難がいく所を(運悪く)目にすると非常に腹立たしい気分になります。そして、それがあるから、決着が付く前に勝手に盛り上がり倒してるの見るのも苦手。テメーがやってんじゃねぇだろ、とか言いたくなる根性悪です。
あと、「救出劇」ね。見せ物にスンナとか言いたくなるの私だけ?
生き埋めからの奇跡の救出! とか、感動チックに盛り上げてるの見ると腹が立つんですが。。。おい、それは「劇」じゃねぇ、現実だ! と。
なんて言うのかなー、共感することが悪いとか無駄とかいうんじゃなくて、「喰い物」にしてる感じがキモチワルイんだよね。遺伝病の女の子のリポート特番が定期的に放映されて、その少女に日本から山ほどの励ましの手紙が届くのもキモチワルイとか言ったらすげえ怒られそうだけどキモチワルイ。

って、えーとなんだっけ。

しかしリアルの姿で他人に感動を届けられる人はとても崇高ですよね。
そして「自分が存在する証明」を望む、人間という生き物にとって、自分の姿が誰かを感動させるということは、本人にとっても悪いことじゃないと思うんですけどね。
そして、自分じゃなくて偽物の世界の予定調和でそれをしようとする私のような人種はやっぱり無責任でキモチワルイものかもしれない、とも思うんですが……ってああ、どうして今日はこんなにネガティブなんだwwww

でも、感動を喰らおうとする、リアルに倦んだ人々の欲求というモンスターの相手は、キモチワルイ物語製作くらいで丁度いいんじゃないかとか、一瞬考えたりなんたり。まーいいや。ごめんなさい。


いつかそのうち、このネタでまた一個物語を捻り出しますよ。
「感動」という商品のために動くキモチワルイ社会を書いてやる。
そしてその話を書くために、話のなかで殺す人々を思ってまたグネグネやるわけですw 自分の尻尾に噛み付いてる気分になってきます。



あ、そうだ。
またコレも別の機会に語ろうかとか思ってますが備忘録に呟いとこう。
某賞をとってますます英雄な感じのあんくるさむ氏について。「存在するだけで賞とったよーなもんじゃねぇか、その賞やるんなら、その大統領を国民に選ばせちまったこないだまでの白家の住人にやれよwww」とか思ったとか言うのは余談なんですが。(ホントにそれやったら酷い皮肉だけどね。何かそういう、ラジー賞的な裏ノーベルがあってもいい気がするよ)

まさかそんな賞までとるとは思わず、就任直後の米国内の熱狂ぶりにひいて(これもキモチワルイと思った)呟いたんですが。
「……はたしてホントに『英雄』が存在するってことは幸せな事なのかね……」
とな。いや、「英雄」ってのも……正確に言えば「英雄視」ってのもキモチワルイものの一種ですよね。ほら、どっかの愚痴っぽい自由惑星同盟の閣下もおっしゃってたじゃないですか(多分)。
「民主主義の最大の敵は名君である」
的な事を。つまりは思考麻痺って話ですが。そんなラリった頭で盛り上がって、祭りの後で自分のケツ拭けるの? っていう。それ、実は只の人間ですが分かってますか。と。キモチワルイ。ほんとにキモチワルイ。
そしてそんな「英雄」はその只の人間には重荷にならんのかなーとか思うんですが、それはその人の性格次第ですね。俺なら怒る。逆切れる。小物ですから。そして背負いすぎて潰れる人を思ってこうやってブツブツ言うわけで。背負わせといて、背負いすぎて潰れた人を非難するような輩は逆さに吊るしてしまえ、というのがスタンスです。
もし、全部背負っても潰れない人が居たらそれは本物だろうけど、その人はきっととても孤独ですね。デキルヤツは孤独なのであります。孤高ともいう。個人的に物語の主人公がこういうデキルヤツなのは寂しいです。素敵ですけども寂しいし哀しい。哀しくしてしまうだろうと思う、自分が書くと。

ってホントになに言ってんだか、らりってるのは自分ですよ、ってオチ。



狂信もこのキモチワルイ一種ですが、もうこれは月の杖で出しますからいいです! そしてその「狂信」を一番身近に体験したのが二次創作なさってるおねーさまがたの「原作語り」だったとかいう寒いオチ。あれも狂信の一種ですよね。キ……げふげふ。同じ穴の狢なんですがやっぱりアレです、怖いです……。

とか言って、結局こうやって時々やり場が無くて叫んでしまうような事柄がある限り、多分創作は止められないだろうと思います。
それを他人の命を使ってまで表現する価値があるのかなんて面倒なことを悩みながら、それでも叫ばずには居られないんだろうと。

あー……夜中だorz
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【管理人について】

三十路です。

趣味は小説・絵。ネトゲ。

WJバトル漫画系統が好きです。腐ることもたまにある。
自サイトのお話は基本恋愛と縁遠い感じの活劇? なのが多めでしょうか。

アリプロ・Angela・Mellなど、アニメのOP・EDから大体音楽は拾ってきますw
【Comment】
[04/05 たこやき]
[04/02 神無]
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