同窓会と母上誕生祝い的なものを兼ねた外出、土曜日がメインのはずが、がっつり日曜日に食い込んで、帰ってきたら午後四時四十分。あれ、おかしいな、あと二十分でハガレンが始まるんですが……?
ってなわけで、お隣の県に行ってきました。
--------------------------------------------------------------------------
まずは茶話会……の前に、当日我々親子三人に立っていた交通事故フラグについて。
いや、明らかになんかおかしかったんですよ、数日前から。
まず、土日狙ったように悪天候。そして前々日に、組内の不幸! 金曜日は友引で、逆立ちして考えたってその葬儀は土曜日(つまり同窓会当日)!
うちは田舎なので、葬儀の時には講中で世話をする習慣がまだ残っております。ウチは今回、「二升香典」という、お米二升、人間2人が葬式の手伝いに行く当番だった(つまり人間一人につき、香典は米一升な)わけです。
最近は祖父母も歳を取って世代交代が進んでおり、基本こういう組内の事は両親が出席することになっていたわけですが……もうホテルニ○ータ○カ予約しちゃってるよ……? マジで??
ってなわけで、この時点で既に我々の土曜日の行楽には暗雲が立ちこめつつあったわけです。
……なんか、嫌な予感がする……無事に帰ってこれるかしら、これ。
そんな根拠の無い不安に駆られつつ、当日。葬儀のある家の方面を通らずに(じじばばに仕事を押し付けて、ノコノコ外出しているところを目撃されるかもしれないのは、精神衛生上よろしくないため)遠回りで出発したところ…………きました。第一波。
出てすぐ、五分もいかない場所に(私の通勤路なんですが)微妙な難所がありまして、ありていに言えば酷いカーブの連続なんですわ。アマゾン川のうねり具合を思い出していただければ……まあアレほどではないんですが、気分としてそんな感じでうねうねとくねった道なわけです。
そこを、……えー、天気は雨。暗雲垂れ込める中、ポツポツと水滴がフロントガラスを打つ中、のんびりと走行している我々(両親と自分)の車が、ちょうどそのうねり道の中ほど、きついカーブに差し掛かったときでした。
正面から、乗用車を輸送する巨大な牽引車が飛び出してきたのです。
しかも、車線を大幅に(半分くらい)こっち側の車線にはみ出して。
場所は急カーブ。スピードを出して、実に大味にカーブを曲がろうとしていた牽引車は慌ててハンドルを切りますが、遠心力に振られる上に、牽引車なので全長が長い。外輪差でどうやったって車両後部は大幅に反対車線にはみ出します。こちらも慌ててスピードを落とすも、丁度カーブの頂点部分でお互いかち合った為に、気づいてから接触までに十分減速できるはずも無く…………え、なんていうか、フロントガラス越しの視界の右半分を、牽引車の貨物部が埋めました、一瞬。
まさしく、間一髪。ギリギリ掠めなかった程度でした。
こえええええええええええええ。あれは、秒単位の違いで大惨事でしたよ。
目の前に迫る貨物部の赤い鉄枠が脳裏に焼きついてますもん。
「っっざけんなああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
と、思わず叫びつつ(多分そんな具合の罵倒をしたと思われ)、何とかかすり傷一つなく、第一波クリア。
「うはー、アレマジでぶつかってたら三人揃って昇天でっせ。ってか、後部座席の自分だけ残るとかいう可能性もあった? マジで? それは嫌だなー、どうせなら三人まとめてがいいや、今恋人も夫も子供もいないから、基本老後の面倒を見る相手のこの2人さえ残さなけりゃ問題はないし(じじばば何処行った)。自分だけ残るのとかマジ困るですよー、うはははははー」
とかふざけた事考えながら、とりあえず高速へ。九州方面へ山陽道を使うわけですが……高速道路で第二波。
まずまあ、高速道路も山陽道となると車どおりが多い上に、阿呆のように飛ばす連中がおりまして。120km/h出してる車をビュンビュン追い抜くその速度はナンボじゃワレ、と言いたい、まず言いたい。
ってなわけで暴走車両どもが区間中に……2箇所事故ってましたよ。
まず、割と見通しのいい場所で例の、高速で緊急停止した時に置く三角マークが見えました。で、先の方で車が異常に詰んでいる。どうやら観光バスと乗用車が接触事故を起したらしく(多分アレは、バスを追い抜こうとした乗用車が失敗して接触したものと)、車両が二つ停車して、人間が路上に立ってるわけですよ。
しかも乗用車の方がもう運転不能だったのか、路肩に寄らずに走行車線の真ん中に斜めに停車している。つまり、その鼻っ面は(その時唯一走行可能車線だった)追い越し車線にかなり迫ってたわけで。
あまり速いスピードでその横を抜けると、勢いあまって停車している乗用車に接触する危険のある、そんな状態でした。
幸い見通しが良かったので、私らが抜けた時点では追突事故などの二次的事故も起きませんでしたが、いや、怖いですね。
で、次に今度は、ジャンクションの途中のヘアピンカーブで突っ込んでる車が。一体何をやったらあんな場所で独り相撲かいな。
その後も目の前で、えーと、私らの前で走行車線を走っている車を追い越そうと、追越し車線を走るトラック。そのトラックが私たちの車を追い抜いた、と思ったら、後ろから更に猛然と乗用車が。トラックよりも遥かにすばやく私たちを追い抜くと、今度は走行車線(私らの走る車線)に滑り込んで、今度は、まだ追い越し車線を走っているトラックを追越しして再び追越し車線へ……。
まあ、文章にすると分かりづらい事この上ないですが、そのアホ(乗用車)は蛇行する形で二車線分の車を追越して走り去っていきました……ほんと、やめて欲しいですね、ああいう暴挙は……ちょっとでもタイミングが狂えば大惨事になるっていうのに……スリルを求めるなら是非別の所で。そんなもんにこちらの休日を壊滅させられた日には、逆さに吊すじゃ収まりませんぜ。
ってなわけで、非常に怖い思いを色々しながら何とかH市到着。
262を走行……此処で途中、運転手が父から母に替わりまして。で、早速。
今度は危うく信号無視www
いや、母上が。「信号赤でっせー!」とわめく私。
「あわわ、見てなかった」とのことでorz コエーよ、頼むよかーちゃん。
更にY市市街地に入ってすぐ、おばちゃんが飛び出してくる。飛び出してきたんじゃないけど、車との距離を無視してホテホテ歩くおばちゃん。
こら、轢くぞ。
締め括りに、アネゴの車で研究室まで運んでもらったら、アネゴが赤信号見落としかけましたw やあ、色々あったなぁ……(しみじみ
嫌な予感を払拭すべく、家を出る前に神棚と仏壇とひーばあちゃんの写真に頭を下げてきた甲斐あってか、なんとか無事に目的地につきましたとさ。
おわり。
……本番の内容?
今回は長すぎるので割愛ですw
PR