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一応前提解説。
宮澤美郷(みやざわみさと):22歳、男。地方公務員。民間陰陽師家の長男。島根出身、広島在住。
狩野怜路(かりのりょうじ):23歳、男。拝み屋兼居酒屋バイト。天狗に育てられた山伏系術者。広島出身、東京育ち、広島在住。
美郷が怜路の家に下宿している。同年代・術者どうしのため仲の良い大家と店子。
美郷「やー、エヴァQ封切だね~。観にいきたいなぁ」
怜路「おー、だなぁ。俺も一応リアルタイムでアニメ観てた世代だぜ」
美郷「おれは地方だからさ、アレ、テレ東系だろ? 劇場版公開ごろに夕方やってんの観たクチなんだけど、丁度頃合いが中二ど真ん中でさー」
怜路「うはは、正しく中二病w てーか、お前『ミサト』じゃんww 『サービス、サービスぅ』ってやってよwww」
美郷「なっ! 男のおれがやっても気持ち悪いだけだろ!! っていうか、ソレを言ったらお前も『リョウジ』じゃんか!!」
怜路「あっ! いや、気付かねーし、うっそ、マジでか!!」
美郷「ごめん、おれも言ってから気がついた。てゆーか、えー、ミサトさんと加持さんって言ったらアレじゃん……夕方放映にビックリのベットシーン…………」
怜路「ぶはっ! あははははは、あったあった! まだ俺良く意味分かってねーガキだった!!」
美郷「ちっ、都会人め(←地方のため2,3年遅れての再放送を観た人)」
怜路「へへへ。当時は東京暮らしなもんでね。――大人の男女、って感じだったよなあ」
美郷「単純幸せなカップルじゃない辺りがねー。てか、そこ言及するのヤメロ。おれとお前がアレみたいでソレじゃん」
怜路「その場合お前がおんn(モガッ)」
(美郷によるヘッドロック)
美郷「はいはい、この話題はここで終了!」
怜路「~~っ!」
(一息ついて)
怜路「はぁ。ま、俺はサービスデー狙って西条辺り行くかね」
美郷「いいなー、プータローは」
怜路「プー言うな。有給でもとれば?」
美郷「で、お前と並んで観るわけですか、エヴァを。ヤロー二人で。平日昼間に」
怜路「ううーん、何処のアニヲタかと」
美郷「凄い、残念な気分になるから止めよう。それは止めとこう」
怜路「でも、土日は土日で嫌だと思うぞ? それぞれ行くのはガソリン代的に馬鹿馬鹿しいし。巴市(現住所)にも映画館がありゃいいのになぁ」
美郷「今更ソレ言っても始まらないよ。……こないだの休日出勤、振り休まだとってなかったなぁ。お前、今度いつが空いてるの?」
怜路「んー、その前にメンズデーだろ。あー、月曜日か。再来週なら休めるかなー」
美郷「月曜かー。じゃあおれも振り休申請出しとくよ」
怜路「了解ー。どっちの車出すかはジャンケンな」
てなわけで、連中も観に行くようです。
私も行きたい。レディースデー狙ったる。
ちなみに、彼等の年齢設定から言って、TV版エヴァ・リアルタイムで中二は無理なのですが、その辺は私の経験。少々の錯誤はお許しを。
以上、馬鹿なネタでした。
や、ほんとに偶然です。怜路なんて……名前トリック(?)の為に捻ったんだし、美郷も全然別のところ(二次妄想)で思いついた名前だし。今日初めて気がついて愕然とした!!
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